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魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場人物の一覧 : ミニ英和和英辞書
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場人物の一覧[ま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ま]
 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence 
: [き, はた]
 (n) loom
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
F : [えふ]
 ファロー四徴(症)
登場 : [とうじょう]
  1. (n,vs) (1) entry (on stage) 2. appearance (on screen) 3. (2) entrance 4. introduction (into a market) 
登場人物 : [とうじょうじんぶつ]
 (n) the characters (in a play or novel)
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
: [いち]
  1. (num) one 
一覧 : [いちらん]
  1. (n,vs) (1) at a glance 2. (a) look 3. (a) glance 4. (a) summary 5. (2) (school) catalog 6. catalogue 

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場人物の一覧 ( リダイレクト:魔装機神シリーズの登場人物 ) : ウィキペディア日本語版
魔装機神シリーズの登場人物[まそうきしんしりーずのとうじょうじんぶつ]

魔装機神シリーズの登場人物(まそうきしんシリーズのとうじょうじんぶつ)では、ウィンキーソフトが制作したゲームタイトル『魔装機神シリーズ』の登場人物について述べる。
* 本項では基本的に『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(以下『LOE』)、『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』(以下『ROE』)、『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』(以下『POJ』)、『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END』(以下『COE』)に登場する人物について記述しているが、『スーパーロボット大戦EX』(『EX』)、『第2次スーパーロボット大戦OG』(『第2次OG』)、『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』(『OGDP』)にのみ登場するラ・ギアス人についても記述する。
* シリーズ中の人名表記において『スーパーロボット大戦α外伝』までは姓名の区切りに“=”を使用していたが、本項では『第2次スーパーロボット大戦α』以降の表記およびウィキペディアの表記慣習に従い“”を用いるものとする。
*なお、歳が明記してあるキャラクターの年齢は、特に断りがない限りは初出作品内の時系列での年齢である。
== アンティラス隊 ==

=== 魔装機神操者 ===
; [安藤 正樹] (Masaki Ando〔以下、英字キャラクター名称は『OGサーガLOE』公式サイトにおける表記。〕)
: - 緑川光
: シリーズの主人公日本人。男性。17歳。初出は『第2次スーパーロボット大戦』。使い魔としてクロとシロという二匹の型ファミリアを連れている。魔装機神操者の中では一番多くの作品に登場。身長176cmに体重59kgとやや痩せ形体型で、緑色の頭髪と瞳をもつ。髪は短髪だが、揉み上げと後ろ髪は長い。河野さち子にリファインされる前は、現在の髪型よりボリュームが少なく、後ろ髪や揉み上げが短い髪型だった。さらに、ゲスト出演した『ヒーロー戦記』では長髪を後ろで縛るなど、今のものと髪型が違った。吊り目がちで大きな目が特徴。趣味はスポーツ全般。空手ボクシングで全国大会に出場した経験もある。また『DW』では釣りをする姿も見られた。剣技の素質もあり、ゼオルートの特訓により神祇無窮流の型を習得した結果、同流派のライコウなどに、同流派の使い手と間違われることになる。服装は基本的に、ジーンズに袖を捲ったジャケット、革のグラブとブーツを着用。また、『DW』ではジャケットの下に赤無地のTシャツを着ていた。コーディネートのセンスは悪いと評される。また、使い魔や必殺技の名前の付け方などネーミングセンスも悪い。
: 15歳のとき〔『OGクロニクル』では召喚前は高校生だったとされる。〕、魔装機操者候補として地上世界から地底世界ラ・ギアス神聖ラングラン王国召喚され、風の魔装機神「サイバスター」の操者(パイロット)となる。サイバスター搭乗以前はジャオームに搭乗していた。サフィーネに奪われたサイバスターの奪還に成功したことから、ラングラン国王、アルザールよりその功績を讃えられ「ランドール」の聖号(一種の名誉名)を賜与され、これを機に師である剣皇ゼオルートの養子となり、ランドール・ザン・ゼノサキスの名でラングラン国民となった。その後、ラングラン崩壊を止められなかった戒めからか、ランドールの名を棄てるが、これはマサキの自主的な判断にすぎず、公的には国民のままで、戦士階級の権利は維持されており、例として複婚も可能。
: 魔装機神操者としては精神的に未熟で、一匹狼な性格ゆえに敬語を一切使わず、集団行動が苦手なため特に初期は単独行動が多かった。しかし戦いの中で人間的に大きく成長し、魔装機操者達の実質的なリーダーとなっていく。激戦の中で物事を大局的に見る視点を身に付けたことから、『第4次』ではゲストとインスペクターの戦術の共通点を指摘し、『EX』や『LOE』「第2章」では作戦立案および陣頭指揮を務めた。また、戦闘シミュレーションの際にミオの教官役を務め(『EX』のチュートリアルシナリオ)、その後も魔装機神操者の心構えを教えるなど、ミオの師匠役を務めた。一方ですぐ熱くなる性格の為、政治的な交渉は苦手。『ROE』では戦うごとに自身へ向けられる憎しみが増えていく事から戦いそのものに疑問を抱き、その迷いが深かったために、ラスフィトート復活を阻止する戦いの最中に、サイバスターに拒否されて操縦不能になる。その後、精霊界で、故人となっていたマドック、ティアン、ゼオルート、フェイルと交流した後、風の精霊サイフィスの声を直接聞くことに成功し、ポゼッションを自在に扱えるようになる。
: 魔装機神操者の使命には忠実だが、反面、親しい者と戦うことには心を痛めていた。特にフェイルを自らの手で殺した件は大きな心の傷になったが、精神的に強さによりその傷を乗り越える。ラングラン国民の支持も高いようで、フェイルの件では英断的に事件を解決させたため、国の治安維持に携わる要職である近衛騎士団の師団長に推薦され、当選するなど一種のカリスマ性を持つようになる。なお、この一件は、本人が地上に出て不在だったため、当のマサキにその気がないだろうと思ったテュッティたちによって辞退され、無効になった。
: シュウとの因縁は深く、その関係は『LOE』「第1章」の終盤の王都壊滅の際にシュウが「地上で一仕事ある」と言い残して消えたのを追ったことから始まる。普段の実力はシュウに及ばないが、彼との戦いの中、窮地に陥ったマサキの叫びが風の精霊サイフィスとの憑依(ポゼッション)を引き起こし、一時的にグランゾンを圧倒する力を発揮する。幾度かの戦いと共闘を経て(ヴォルクルスに操られていたと知ったこともあり)シュウとの関係は徐々に改善され、第2章の終盤では彼への敵愾心はおおかた消え失せ、「邪神降臨」ルートのEDでは、ある種の友情に近い共感が芽生えていた。ただし、完全には信用しておらず、『ROE』ではルートによって敵対したり共闘したりする。また、シュウの嫌味に無闇に突っかかったりせず時にはスルーするなど、見ようによってはコンビに見える関係となっている。
: 比較的整った顔立ちをしており、黙っていれば二枚目だが、乗せられやすくお調子者な性格が災いし三枚目になることが多い。正義感は強いが、そんなに正義にこだわってはおらず、人それぞれの正義も理解している。やや皮肉屋で物事を斜に構えたところがあるが浪花節的な情に弱く、根は素直で、ウェンディは「ぶっきらぼうだけど優しいところがある」と評した。
: 両親は召喚前にテロに巻き込まれて死亡(『EX』では「事故で死亡」とされる)しており、天涯孤独であった。そのため、テロリズムをはじめ、理不尽な暴力には嫌悪感を示す。一方で、地上にいた頃はテロリストだったアハマドや地上での仲間で元テロリストのヒイロ・ユイには特に反応は見られない。また、『OGS』では結果的にテロに荷担していたセルシア・ファームに当たったことがある。ただし、『ROE』のある一件では心の底から同情している。
: 常識はずれの方向音痴で、単独行動をとると生身であろうとサイバスターに乗っていようと大抵迷子になる〔『スーパーロボット大戦F』では目的地であった日本に地球を10周しても辿り着けず、結局ジャブローにてロンド・ベル隊に合流。『α』でも合流するのに20周もかかる。また一条輝リン・ミンメイを捜索中にマクロス艦内で行方不明となり、しまいには『スーパーロボット大戦α外伝』で哨戒にでたマサキ(このときは自動でアーガマに帰還する装置がついていたのに迷子になった)を見つけるのに「ゼロシステム」を必要とするほど。『OG』でもハガネの中でリオが案内として付き添っていたのに迷子になったり、『第2次OG』でもシュウに呼び出されたときに、魔装機神の中では一番早く指定ポイントに着いたものの、途中で迷った挙句に化け物に遭遇したりを得ての到着であった。『POJ』では別働隊の救援要請に対してラ・ギアスを1周してようやく駆けつけた(救援自体はサイバスターの機動性のおかげでなんとか間に合った)。〕。サイバスターには未来予測が出来るラプラスデモン・コンピューターが搭載されているが、『電視大百科』ではマサキの方向音痴はその機能をも上回っているとの説が挙げられる。『POJ』にてウェンディから「ナビを強化してもマサキのプラーナが強すぎて機能しない」と言われて半ば諦めている。海でも、泳ぐと見当違いの方向へ行ってしまうことがあった〔『SECRET HANGAR』16頁。〕。
: 女性に弱く恋愛ごとには鈍い。自分に恋愛感情を持っているリューネやウェンディの想いには全く気づかない(ただし、ウェンディには憧れに似た感情を抱いている節がある)。『LOE』「第2章」ではかなりの進歩が見られ、テュッティのフェイルへの感情を看取するなど朴念仁ぶりが改善され、リューネとウェンディからの想いにも気づいてはいるが、答えを出せないでいる。エラン曰く、「そういうことに答えは出せない」。ただし、色事関連に興味がないわけではなく、『LOE』第1章ではマドックから渡されたベッキーの色写真を捨てずに大事に取っておいたり、その写真からウェンディの裸を連想してしまってクロに突っ込まれたりしている。恋愛感情の希薄さについては、肉親を失っている場合が多い魔装機操者に共通する一面ではないかとの推測も行っている。また、クロとシロによれば、マサキは兄弟がいないため、テュッティやプレシアのような家庭的なタイプに弱いという。プレシアには過保護で、プレシアが勝手に飛び出したりすると感情むき出しで自分もすぐに飛び出す。プレシアと仲がいいジノにも警戒気味である。また、シュウへの感情がいきなり緩和されたプレシアを見て、シュウにロリコン疑惑を抱いたこともある。
: プレシアによれば、コブガチョウの包み焼きとほうれん草のソテーが好物とのことだが、本人によれば単に好き嫌いがないだけとのこと。もっとも、『OG』や『DW』ではクスハ謹製の「クスハ汁」に辟易しており、『DW』では「飲むぐらいなら死んだ方がマシ」と言い放つなど、軽くトラウマになっていた。一応、自分でも冷蔵庫の残りを放り込んで野菜炒めにする程度は作れるが、周りに料理の上手い人間が多いので「無個性」と言われる。また、プレシアにすき焼きを初めとした日本料理を仕込んだのはマサキである。鍋奉行でもあり、宴会になると張り切って鍋を囲って仕切る。低血圧なため朝に弱く、寝起きが悪い。
: 地上で出会ったホワイトベース隊(後のロンド・ベル隊)の仲間の中では、特に兜甲児と縁が深い。出会った当初こそマサキ自身の態度のせいもあって反目していたが、共闘を重ねる内に親しくなり、地上人召喚事件の際には親友と呼べる間柄になっていた。マサキが唯一「エーテル通信機(いつでもマサキとコンタクトを取ることができる通信機)」を渡した相手でもあるが、あまりにもくだらない用件で甲児に呼び出されたため、怒って取り上げ、その後は二度と渡さなかった。この設定は『αシリーズ』にも受け継がれている。『OGシリーズ』では同じ高機動戦タイプの機体に乗っているせいかアイビス・ダグラスとの絡みが多く、『OG2』での初登場シナリオではインスペクターのアギーハを即興のコンビネーションで撃退している。また、機体のパーソナルカラーからスレイ・プレスティに「緋の彗星」を名付けたのも彼である。
: 意外にお茶目な一面もあり、『α外伝』の終了メッセージでは担当声優がマサキと同じ緑川光が演じる、ヒイロ・ユイの物真似を披露する。
: 乗機はサイバスター、その前はジャオーム 、ザイン(『LOE』の第1話の選択によって1話のみで搭乗)。専用BGMは「熱風!疾風!サイバスター」、「ポゼッション」(ポゼッション時)。『F』(PS版を除く)以降は、「熱風!疾風!サイバスター」はサイバスターの専用BGMとして『LOE』準拠のアレンジ曲が多く使われる。「ポゼッション」は『ROE』で追加され、これを含むポゼッション専用BGMは「Trombe!」と同じくシステム変更BGMよりも優先される。
; [黄 炎龍] (Huang Yanron)
: 声 - 井上和彦
: 初出は『EX』。炎の魔装機神「グランヴェール」の操者。中国人。男性。24歳。元体育教師。身長178cm、体重61kg。短い黒髪に黒目、太めの眉毛が特徴。真っ赤な拳法着のような服を着ている。何かにつけてを絡めた難しい言い回しをするため、周囲からは少々煙たがられている。また、唐代の詩人李白に傾倒する故事成語マニアであり、論語孫子兵法に始まり、アメリカ科学ジャーナルの古い記事の記述に至る、幅広い見識を持った知識人でもある。趣味は史跡巡りなどの歴史探訪。また、作中そういった描写は特に見られないが、ナルシスト気味で中華思想の持ち主でもある。マサキの行動を諫めることも多く、ヤンロン自身もマサキとはあまり馬が合わない部分があることを自覚しているが、内心では彼を深く信頼しており、『LOE』「第1章」のラストでマサキがシュウを追って地上に行こうとした際もテュッティが制止するのを押しとどめ、マサキの意志を尊重し地上へ送り出している。
: 一見、冷静沈着に見えるが、内には熱い闘志を秘める。反面ドライな所もある。中国拳法(特に北派少林拳を得意としている)ととてつもなく長い説教が得意技で、ファミリアのランシャオと同時、もしくは交互に行う説教は永遠と思えるほど続けられ、マサキが『LOE』では数日間ノイローゼ状態に、『F完結編』では「目が死ぬ」程の目になってしまうほど。拷問が無意味であるサフィーネからも恐れられている。『EX』と『第2次OG』にてリューネがお説教ならたっぷり聞いてやると発言してるが、『a外伝』では説教を食らったことがないことが名義されている。若い頃は拳法の武者修行で各地を転々として事が『ROE』で明かされた。また、修業時代は自炊していたため、料理も得意で、シモーヌとギドが食習慣の事で諍いを起こした際は、その腕前を披露し、事を収めている(ちなみに、その際に作った料理は牡蠣オイスターソース炒め)。『POJ』ではサンドリーブ姉妹の歓迎会に火鍋を作っている。鍋の締めは中華麺派。
: 『EX』では、カークス軍に遊軍として加勢していたが、カークスが本格的にその野心を露わにしてからは離反し、魔装機神操者の使命に従いカークスを討った。
: かつて、モニカ王女から兄フェイルロードの力になるように請われ、そのため、彼女に対し騎士道めいた忠誠心と共に思慕の情を抱いていたが、『第4次』で新宿でシュウと行動を共にするモニカと出会った際には、かつての想いを忘れようとしていた場面が見られた。『EX』では『聖戦士ダンバイン』のシーラ・ラパーナ女王を慕っていた。シモーヌに想いを寄せられており、あるルートのEDでは「遊園地以外」という条件でデートに行くことになった。また、サフィーネとは『LOE』「第1章」以降何かと縁があり、『EX』では以前の貸し借りを帳消しにするという名目で情報交換をしたり、『LOE』「第2章」では修行の手伝いをさせている。『LOE』「第2章」ではルート分岐に関係なく必殺技を習得する。『ROE』では南部ルートでエルシーネと論争を繰り広げた後、何度かの邂逅で親しくなっていき互いに思慕の情を抱く。彼女の正体を知り敵対することになってもその想いは最後まで変わらず、互いに「自身の仕事に熱心」であることを自覚した上で死闘を演じ、彼女の最後の時には愛を告げ別れた。『POJ』ではその姿を借りてエルシーネを殺した罪を償わせるため彼女の人物像を貶めたフォーランに対する怒りからポゼッションを暴走させかけるが、同じく怒りに燃えるレミアを見て怒りの中でも静かなる心を保つことでグランバと共感。遂にポゼッションを物にした。
: 魔装機神操者の中では別行動や修行のためマサキたちと合流するのが遅いことが多い。
: 乗機はグランヴェール、その前はディンフォース。専用BGMは「炎の中華体育教師」、「炎の覚醒」(ポゼッション時)。
; (Tyitti Norrback)
: 声 - 井上喜久子
: 初出は『EX』。水の魔装機神「ガッデス」の操者。フィンランド人。20歳の女性だが、自称17歳。身長170cm、体重49kgに、スリーサイズは85(『ROE』では90)・58・84とかなりスレンダー。マサキがラ・ギアスに召喚されて初めて出会った人間で、血の気の多いマサキをたしなめるときは、「お姉さん」を自称して説教する。金髪碧眼の典型的北欧美人で芯が強いしっかり者だが、涙もろく人情話が絡むところっと騙されるようなお人好しな面がある。しかし、怒ると怖い人物でもあり、リカルドがマサキをそそのかして連れ出したと勘違いした時は、笑顔のままリカルドの首を絞め続けていたことがある。
: 「第一章」の終盤から数えて約2年前に両親と兄をルビッカという男に殺されたことがトラウマになっており、戦場で再びルビッカと対峙したときには、激情に駆られ憎悪の感情のみでルビッカと交戦するが、直後惨劇の記憶が蘇り行動不能に陥ってしまう場面も見られた。この章の終盤でリカルドと恋人となるも、その後起きた「魔力弾事件」で恋人はルビッカの狙撃で殺害されている。「第二章」でルビッカと対峙した際、深い因縁からもたらされる憎悪の感情に突き動かされそうになるが、マサキの叱責で踏みとどまる。以後は復讐という個人的感情ではなく、魔装機神操者の使命としてルビッカと戦うように努めた。ちなみに、ルビッカ一人で彼女が愛した人間を4人(家族三人と恋人)も冥府送りにしている(この男はテュッティにとっての疫病神といえるだろう)。
: 国際A級ライセンスを取得しており、F-1ドライバーに誘われたことがある。さらにスキーの腕もプロ級とスポーツ万能ではあるが、水の精霊を加護を受けた機体に搭乗しているにもかかわらずカナヅチであり、本人も気にしており、『ROE』では水泳の特訓をしているが、まず顔を水につける事ができず(当然息継ぎもできない)、「人間と魚は相容れない存在」と言い訳していた。魔術の素養があり、サイコメトリーなどの特殊能力を有している。
: 趣味は料理。本人に自覚はないが味覚音痴な上に極度の甘党であり、味付けが度を越えて甘くなるため、料理をしようとする度に周囲から制止されている。ウェンディ、メフィルは彼女の作った菓子を平気で食べていたが、シャリアンとミオはあまりの甘さに倒れてしまうほどだった。ちなみに、クッキーを作った際は1枚500kcalもあり、マサキには「非常食というより非常識食」と評された。紅茶党でもあり、マラカ州原産の紅茶に似たお茶、マラカ茶を愛飲しているが、大量の砂糖(マサキが確認しただけでもスプーン5杯以上〔SECRET HANGARでは7杯と明記。〕投入してなお「薄い」というほど)をいれて飲む。『第2次OG』でも同じ紅茶党であるユウキがいれた紅茶に対して大量の砂糖を入れて、彼にショックを与えた。『POJ』ではラングランの近衛騎士団内で砂糖漬けの死神と呼ばれているらしい(本人は知らず、レミアの独白より)。アクレイドは彼女が料理を満面の笑顔で出すため、断りきれずにフルコースで食べ、逆に砂糖の女神と称した。フィンランド式のサウナ好きで1日2回の入浴が日課。美貌の秘訣もそこにあるとされる。
: 両親と兄をルビッカに殺害されてから4年余りの間、彼女の恋人、彼女の憧れの人(フェイルロード)が相次いで世を去ってしまったこともあり、「家族」を築くことに対して悲観に満ちた抵抗感に囚われていた。リカルドへの想いはとりわけ深く、彼と精霊界で再会できるかもしれないと思ったときには血相を変えてミオからそのことを聞き出そうとした(直後、イブンに精霊界に漂うのはただの残留思念であって本人ではないと助言され落ち着きを取り戻している)。『POJ』で初対面にも関わらず果敢に交際を求めてくるヅボルバという男のアプローチにも当初は乗り気ではなかったが、様々なやり取りからヅボルバへの想いを自覚。敵の囚われの身となった彼と引き離されたとき、愛する人を守りたいという誓約にも似た祈りを発露。その呼び掛けに応えた精霊ガッドとの間でポゼッションを習得した。
: 乗機はガッデス、その前はファルク。専用BGMは「水と沼の国から」、「決意の大海」(ポゼッション時)。
; [貴家 澪] (Mio Sasuga)
: 声 - かないみか
: 初出は『EX』。日本人。15歳の女子高生。身長は153cm、体重40kgに、スリーサイズは78・56・82。体格が小さいため、マサキやベッキーには当初は小学生と勘違いされた。赤いリボンで結んだ大きなツインテールが特徴。地上人召喚事件の際に自室で就寝中に日本からラ・ギアスに召喚され、マサキ達と行動を共にする。「萌えぬ、媚びぬ、阿らぬ」をモットーとしており、自身の人気などについては無関心。ただし、体型については悩んでいる模様。また、晨明旅団にハズレ扱いされた時には流石に憤慨していた。
: 誰も乗りこなすことができずルザック州軍の国境警備隊の屯所で眠っていたディアブロをあっさりと乗りこなす。さらに、シュテドニアス軍に接収されていた大地の魔装機神「ザムジード」の心を読み取ることが出来たため、同機奪還後リカルドの死去後に不在となっていた2代目操者に選ばれた。地上人召喚事件でただ一人機動兵器に携わっていなかったにもかかわらず召喚されたのは、守護精霊であるザムージュ自身がミオを選び直接召喚したためである(『POJ』より)。
: 操者になった当初は正義の味方という言葉の表層だけに魅力を感じ興味本位で戦っていたが、敵パイロットの命を奪い死を間近に感じたことでパニックに陥り、一時は戦闘不可能となる。しかし間もなく立ち直り、その後は戦場での認識を改めるようになった。
: 召喚される2年前に飛行機事故で両親を亡くし天涯孤独の身であったが、それを全く感じさせない明るい性格。ひたすらマイペース、明朗快活で奇怪なギャグを連発するムードメーカー。『EX』の作中では、戦闘中でもギャグを飛ばし軽口を叩くのは、そうでもしていないと重圧に押しつぶされそうになるからと語っている。
: 常に周囲に笑いを振りまいているが、時折大人びた一面を覗かせることもあり、怒り出すと手がつけられない。また普段の振る舞いとは別に洞察力にも優れ、『F完結編』では、ヒイロを「優しすぎるだけ」「傷つくことの辛さを知っているから、その痛みを知っているから、自分から無口の無愛想を演じているだけで本当はガラスのような心の持ち主」と評している。また、『α外伝』では周囲に心を開き始めたティファを心配するマーベットに「自分の殻は自分で破らなければいけない」と諭し、ティファを応援した。
: 趣味は永谷園のお茶漬けに入っている東海道五十三次のカードのコレクションと音楽鑑賞だが、変な曲ばかり集めている。段位3段の合気道の達人であり、気を操るのが得意。一円玉を3枚重ねておでこにくっつけるなど珍妙な特技を持っている。また、『ROE』での裏合気遠当て・木霊習得イベントでの会話にて、祖父は気に拠る遠当てを自在に使いこなしていたという事実が明らかにされた。なお、祖父の技はミオが魔術を使ってようやく再現できる技であり、ヤンロンも驚いていた。前後するが、治癒術などの簡単な魔術も使えるが、まだ力が弱いため、よほどの重症となると効果が薄い。また、意外に商才があり、アンティラスショップとそこで売られている商品の多くは彼女アイディアで、ゲンナジーによれば交渉術にも長けている。
: 年齢に相応しくないマニアックなネタを得意としており、サイバネティクスで復活したメキボスに対し、破嵐万丈が『600万ドルの男』のスティーブ・オースティンを引き合いに出したときには、すかさず「スティーブ」という名前の繋がりだけで『世界の料理ショー』ネタをやってのけた。また、ゲームの進行に関してメタフィクション的な発言をすることが多い。
: なお『EX』にて「地上にいた頃ダンバインを新宿で目撃したことがある」という設定があり、『α』でもショウ・ザマとガラリア・ニャムヒーが新宿に放り出された場面の目撃役で特別出演を果たした。
: 『ROE』では仲間であるティアンの死に直面し取り乱し一時情緒不安定になったが、デメクサの過去を知ったことや、前述の精霊界での修行でリカルドと対面することでザムジードの守護精霊であるザムージュの意志を感じ取るまでに成長した。しかし、魔装機神操者4人の内で唯一ポゼッションを発動させていない。『POJ』でヴォルクルスの神殿に生き埋めにされた仲間を助ける為にザムージュの声を聞き、ポゼッションを初めて発動。初めてながら完全にコントロールを可能にしている。
: 乗機はディアブロザムジード。専用BGMは「正調 ミオのじょんがら節」、「目覚める大地」(ポゼッション時)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「魔装機神シリーズの登場人物」の詳細全文を読む




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